実際に住宅ローンを選んでお金を借りる際には、どのような観点で選べばいいのでしょうか。
住宅ローンと一口に言っても、その数はじつに5~6000も存在すると言われています。
そう聞くと、これは気の遠くなる数字です。
そこで大切なのが、大きく6つの種類に分類して検討することです。
「変動金利型か固定金利型か固定金利期間選択型」×「元利均等返済か元金均等返済」、
という、ローンはこの掛け算で分類できます。
しかしながら、いずれが得かは将来の金利の動き次第。
その予測をすることは容易ではありません。
大切なのは「いくらなら返していけるか」
住宅ローンを組む際に、ついついしてしまいがちなのが、「いくら借りられるか」という発想。
この「現在の自分の限度」で借りるという発想はとても危険です。
住宅ローンは最長で35年も支払い続ける、長い付きあいの会融商品なのです。
その長期にわたるリスクを想定しないと、思わぬ出来事で支払えなくなり、ローンの肩代わりとして住宅が差し押さえられてしまう事態にりかねません。
くれぐれも「現在の限度」だけで判断するのは避けておきましょう。
将来に対しては、厳しめの予測をして、余裕をもった返済計画が立てられるローンを組むことが大切です。